祝☆牛は手術しませんでした☆

いやぁ、良かったです

『よんぺん』というもので、要は腸捻転の胃バージョンと解釈してます

うまくガスが抜けたので、手術はしませんでした

原因として考えられるのが、産まれた仔牛が死産で、お腹の中で亡くなった仔牛が
腹部を圧迫し続けて、出た途端に胃が上手く拡張しなかったという見解。

だいたいよんぺんは乾乳時にエサが足りなかったり、密飼いによって、強い牛に
いじめられてエサが食べられない状態から引き起こす、管理ミスという見解もある。

牛はしゃべれませんから…。草にあたってお腹を壊せば乳量も減ってしまうし、
足を壊したら、つぶしてしまうしかないのです。。。

やっぱり、病気は早期発見ですね

ちなみに、私は仔牛で多いコクシジュームという病気の予防で、
バイコックスを産まれて２～３日に飲ませています。
この量は担当する獣医さんから聞きました。

Ｆ１には必ず飲ませています。
こないだはホルスタインがコクシにかかってしまったので、バイコックスを飲ませましたが
ちょっと症状がひどかったもので、ネッカリッチという炭の粉みたいな見た目の薬を
薄めに作ったミルクにボバクチンと共に飲ませて、５日程度で普通の便になりました。

今はすっかり元気でガブガブ、ミルクを飲んでいます

牛の仕事は奥が深いです～
でも、フリーストールでも、つなぎ牛舎でも、管理がとても大事ですね。
そこの牧場の方針で色々変ってきますが…

漫画の「銀の匙」鋼の錬金術師で大ファンになった荒川弘さんの作品が酪農等をテーマに
していて、大変面白いです。
ご本人様も北海道で酪農家だったそう。
ハガレンでは、めっちゃ泣きました
オススメです！使いたいぞ！錬金術！

そういえば、私が　よっちゃん牧場ホームページでも掲載している漫画を、
「銀の匙を意識してますか～？」
と、聞かれましたが…

＼(◎o◎)／なーにをおっしゃいますの

読んで頂けた方にはわかるかと思いますが、銀の匙や百姓貴族の足元にも及びませんし、
銀の匙より前に描いていますし、
あんなに良い話を私が描けるハズがない

なので、私は銀の匙の新刊を心待ちにしております

あ、良かったら私の漫画も読んで下さいませ

ブログトップに、よっちゃん牧場のリンク貼り付けてあります～

それにしても、今日は携帯がよく鳴る…

では、寝る前に、お産が近い牛がいるので、旦那とみてきます

逆子だったら私は引っ張れません無理

ではでは、無事に産まれてきますように☆

ＰＳ　ふわふわの毛並みの仔牛ちゃん、あれは産まれてすぐ親元から引き離すと出来ないんです。
親が舐めると、ふわっふわの毛並みになるんですよ

不思議ですね～

コメント 2

ガスが溜まる病気なんですか？
手術しないで済んで良かったです～～。
by ryuyokaonhachioj (2012-10-12 09:57) 

胃がねじれてしまう、お産した牛に多い病気です～。
エサを食べないのに、お腹が張っているなら、よんぺんを疑いますね～。指でお腹をはじくと、その部分だけ音が違うんです。うち、よんぺんほとんどないから、手術しなくて済んで良かったです☆
コメントありがとうございました(^O^)
by mako (2012-10-12 20:36)